と木とすまう家
〜捧げる家づくりの実践〜
私の両親の終の住処として設計したこの住宅は、自分がこれまでに学んできたことを実現させるべく挑んだ建築です。現代の日本で家を建てようと思った時、まずは「日本の木の文化」と「地球環境」を守ることから家づくりを考えるのが、そこに住う人にとっても良い家になるのではないか?そのような発想から
『捧げる家づくり』を考案、実践しました。特に、日本と西洋の伝統構法を組合せた独自の構法で可能にした開放的な木造空間、日本古来の温熱理論と現代の高断熱・高気密仕様を融合させた心地よい室内温熱環境、そして石膏ボード不使用による人体と環境への負荷低減という3点は、この建築の大きな特徴となっています。温もりのある国産杉で造られた伝統構法の歴史を感じる空間で、木材の変化、光の変化、季節の変化を楽しみ、永遠に時を刻んでゆける家をつくりあげました。
所在地 山梨県北杜市
工事内容 新築工事
主要用途 一戸建て専用住宅
規模 半地下+地上2階
主体構造 鉄筋コンクリート造+木造伝統工法[方杖+板倉構法/手刻み]
特徴的な使用建材
杉[西川材]、自然塗料[アルドボス・タヤエクステリア]、自然漆喰調水性塗料[デュブロン]、薩摩葦、多機能珪酸カルシウム板[モイスNT]
羊毛断熱材[ウールブレス]、木製サッシ[ペラ]、可変透湿気密シート[ザバーンBF]、蓄熱暖房器[スティーベル]など